こんばんは。採用担当佐々木です。
少しずつ、秋が近づいていますね。暑さで食欲減退することもなく、食欲の秋をむかえそうです。

そんな中先日、ヒメヒマワリという花をいただきました。
やまぶき色の、小さなヒマワリなのですが、花言葉を調べたところ「憧れ」というものでした。
花が少しあるだけで、心が和みます。

憧れといえば。

 

先日面接した方のお話です。

 

その方はとてもやわらかな雰囲気の中に、ときおりユーモアも見え隠れする
とても素敵な保育士さんでした。
人を和ませるような雰囲気をお持ちで、きっと子ども達も彼女のことが大好きなんだろうなと思うような方でした。

その方に、「どうして保育士になったのか」をたずねました。

 

「母がもともと幼稚園の先生をしていたんです。
もうやめてしまったのですが、やめてからも教え子の子から、時折手紙が届いているのをみていました。
母は、仕事に誇りをもっていたようで、
私にも、”こんなにいい仕事はない!”って言いきっていました。
その姿をみて、すごくすてきだなと思っていました」

自分の大好きなお母さんが、ここまで誇りを持てる仕事。
その姿が憧れとなったこともきっかけで、この仕事を目指すようになったと話してくれました。

 

ひととおりうかがって、とてもいい話だと思ったので、
「その話は、お母さんに伝えたことはありますか?」と尋ねたところ、
「えええええ!!!伝えてませんよ!!!
恥ずかしくて伝えられません!」と、
急にあたふたしはじめました。

でも、この反応は想像通りでした。

「きっと、この話を聞いたら、お母様も喜びますね。
きっと伝えたほうがいいですよ」

そう伝えると、恥ずかしそうに、ではいつか…とおっしゃっていました。

面接でいろいろはお話をきくことがありますが、
思いのほか、ご両親や、これまで関わってもらった方への感謝を口にする方が、とても多いです。
ただ、それを伝えているか?と聞くと、9割の方は「滅相もない!」という反応を示すのです。

その気持ちはとてもわかります。
両親に限らず、面と向かって自分の気持ちを伝えることは、ときに恥ずかしいものです。
苦手な方の方が多いのではないでしょうか。

私自身も、もともと口下手です。
面接してるくせに、会社説明会で前で話しているくせに、
何言ってんだと誰も信じてくれませんが、それは、仕事だからというのもありますし、
それで鍛えられたところもあります。
もともとは、言語化するのは苦手です(書くほうが好きです)。

 

大切なことほど、本当に伝えたいことほど、
なかなか言葉にすることが難しいという気持ちは、大変よくわかります。

 

 

実は私自身は、なんていうことのない日に、
両親と祖父母にハガキを書いたことがあります。

そこには、それまで伝えてたことがなかったような、感謝の気持ちを書きました。

きっかけは、ある知人の方とのやりとりでした。

何気なく、「親への感謝ってちゃんと伝えたことがない」といった私に、その方は

「え?伝えたらいいよ」と言ってくれました。
伝えられてない、伝えたいことがあるなら、伝えたらいいと。

あまりにシンプルな問いかけでした。

え、そんなことして恥ずかしいですよ、変に思いますよ、というと

 

「本当にそう?
じゃあ相手が喜ぶかどうか、考えてみたらいい。
感謝を伝えて、本当に喜ばないと思う?」

 

と、まじめに言われました。

黙ること数秒。

出した結論は
「もし伝えられたとして、うれしい気持ちにはなっても、
嫌だと思うことは絶対にない」

でした。

 

その方は、言葉で伝えなくても、ハガキでもいいと思う、
自分はそうしたことがある、ともいってくれました。

 

早速、言われたことを実行にうつしました。
両親と、祖父母。
4人それぞれに書きました。

数日後、びっくりした反応がメールでそれぞれから返ってきました。
でも、とてもうれしかったであろうことは伝わってきました。
やってみて思ったことは、「やってよかった」でした。

 

 

それ以来、当たり前のように自覚したことがあります。
それは、「伝えなければ伝わらない」ということ。

いくら心の中で感謝していても、それを言葉にしなければ、相手には伝わりません。
いくら悲しいと思っていても、それをされるのが嫌だといわなければ、相手が気づかないこともあります。
伝えて初めて、伝わるのです。

これは、どんな場面でもいえるとい思います。

言葉でなくてもいいと思います。
お菓子を渡すことでも、付箋にかいた一言を渡すでも、はがきを出すでも。
悲しいとか嫌だとか、そういう気持ちを伝えるときには、とっても勇気がいることもあるでしょう。
それでも、何かしらの行動を、自分にあった方法を、選べばいいと思います。

 

あの時、伝えればよかったと思うことのないように。
ありがとうも、ごめんなさいもすべて、
伝えられる距離にいるということは、それだけでも幸せなことです。

 

先述の保育士さんのお母様に、いつか彼女のきもちが伝わったとき、
きっときっと、とても喜ぶだろうなと思います。
今日は、面接で聞いた素敵なお話を紹介させていただきました。

 

佐々木

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